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海外情報

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Friday, June 06, 2008
 

The PMI Global Congress 2008〜EMEA(Europe, Middle East-Asia, and Africa) カンファレンス参加

去る2008年5月19日〜21日、PMI主催による、PMIコングレス2008(ヨーロッパ・中東・アフリカ)に出席しました。開催場所はマルタ共和国、日本からはロンドン経由で15時間以上の「遠い国」でした。

さて大会の感想ですが、まず、PMBOK, Program management, Portofolioをそれぞれ改善させていくチームの発表があり、幅はありながらも確実に進化させていっている感じを受けました。 また、PMIは、OPM3を本格的に展開させていく意気込みを感じました。

2年前の2006年のプラハ大会ではPMOについての問題点の解決についての話が多かったのですが、今回はPMOでポートフォリオやプログラムマネジメントでの機能を持たせることについての議論が多く、PMOの機能強化や今後の進化をどのように計画的に進めていくのかが焦点のように感じました。

大会には、イギリス、スウェーデン、ナイジェリア、スイスなど多岐にわたる国の人々が参加。いつも感じますが、主に欧米圏文化の人たちはこういった世界大会で積極的に参加者同士で情報交換や議論を自然に行っており、ネットワークの作り方が自然で上手いです。

何枚か写真をUpしましたのでご覧頂ければと思います。

Monday, April 14, 2008
 

インドビジネス最前線情報2

インド訪問時レポートの追記記事です。

インド最後のムンバイでシルクの絨毯を購入しましたが、自分としては小さいのを記念に買う予定であったにも関わらず、大きな目のインド人が大きな絨毯を指先で器用にクルクル回し始めて、それを見ているうちに自然と催眠術にかかったように購入することを決めてしまいました。

日本で帰国して品質を確認し、良い質のものではあったので安心しましたが、自分の判断がインド人の巧みな行動や話術で、にぶったというよりも吸い込まれたというか巻き込まれたように感じました。

今のインド経済に置き換えて考えると、世界中の資本を集める求心力があり、インドに工場を作ったり、投資しないと遅れてしまう、チャンスを失ってしまうというような催眠術にかかったような状態に、政府や企業もあるのではないかとさえ感じました

インドでビジネスを行う、投資を行う上では、冷徹なまでのビジネス戦略や日本とは異なるマネジメントシステムを構築できないと、 私のように、買わなくてもいい投資をしたり、急激な流れに巻き込まれてしまうのではないでしょうか。それが結果としていいかどうかは運任せでは良くなく、 日本企業や政府の確固たる指針がどれだけ構築できるかどうかにかかっていると思います。それだけインドは奥深い不思議な魅力があるのだろうと思いました。

インドでビジネスを行う上で必要なスキルとしてはロジカルに物事を考えたり説明できるスキル、異文化での交渉力 (部分最適ではなく全体最適の視点)、また当社の専門のプロジェクトマネジメントスキルもリーダークラスには必須だと思いました

今回の視察で、体調管理の重要性を再確認しました。生水を飲まない、ミネラルウオーターで歯を磨いたり、ミネラルウオーターを飲むというだけでなく、 お腹をこわした時にどうしたらいいのかの対策も必要です。私の場合は、中途半端に食事を続けたのが直りが長引いた要因のようでした。出張者は、「ポカリスエット」の粉末を持参し、お腹をこわした時には、「1−2日、ほとんど何も食べないで、ポカリスエットをミネラルウオータで溶いて飲んで腸の回復を待つこと」をおすすめしたいと思います。

以上、インド出張レポートの追記でした。

Sunday, April 06, 2008
 

インドビジネス最前線情報

先日インドビジネスの視察団に参加する機会があり、デリー、プネにある日本企業及びインド企業を訪問してきました。自動車や食品、ソフトウェア関連の会社と、様々な業種の企業に10社以上訪問する機会があり、成功例、失敗例、インド独特の慣習、歴史的背景からの、ビジネスにおける問題点などを肌で感じました。

これまで日本にて得ていた情報と重なるところも当然ありましたが、IT産業は以前躍進しており、あるソフトウェア企業に訪問した際、その実情を直接その企業のスタッフに聞くことが出来ました。

その会社では、売り上げの大半は輸出(その64%が米国)であり、昨年NHKのスペシャル番組でも話題となっていたIIT(インド工科大学)の卒業生半数はIT業界に就職しているとのことでした。

IT業界では、人材費は高騰、離職率も非常に高く、優秀なスタッフが金銭的条件などで根付かずにすぐに別企業に動いてしまうという問題を多くの企業が抱えているとのことでした。

今回の視察全体の感想としては、インドビジネスは以前成長はしているものの、2004年頃からの急成長で需要が急増し、設備投資をしながらの経営をする状態で、経営自体は非常に苦しい局面もあるようでした。
とにかく、設備投資の回収の前に、さらに追加で設備投資を行っていかないと需要に対応出来ない状況が続いているようで、この急成長で、建設ラッシュや外国からの投資も急増している様子でした。 これにより、一部の富裕層が誕生していく一方、ほとんどの人は自分のまわりに何がおこっているのか理解が出来ず取り残されているというのも実情のようでした。

これらが国の成長に伴う痛みの一つで、やがては解消されるのかどうか、現時点で明確に判断は当然出来ませんが、少なくともインドが外国の欲望の対象地域として資金を集め続けることが出来るかどうかが、インドが自国の成長を維持していけるかのポイントになるだろうと感じました。

   
Tuesday, February 26, 2008

NASA Project Management(PM) Challenge 2008 参加レポート

PM Challenge 2008 カンファレンスの様子 PM Challenge 2008 カンファレンスの様子 PM Challenge 2008 カンファレンスの様子

2008年 2月26日・27日の2日間、米国フロリダ州にて、NASA Project Management(PM) Challenge 2008が開催され、基調講演をはじめ、NASA関係者などによるプロジェクトマネジメントについての様々なカンファレンスに出席してきました。NASAでは、プロジェクトマネジメントをベンダーを含むあらゆるところに浸透させようとしている印象を受けました。
また、コミュニケーションの重要性があらゆるセッションで強調されており、米国でもコミュニケーションはプロジェクト成功の重要な要素であると再認識できました。
参加セッションからいくつかをご紹介します。

・Risk Management Getting Started

リスクマネジメントファシリテーターを任命することで組織内でのリスクマネジメントの定着を加速する重要性について強調していました。

・Team Training for high Performane Teams

「チームのトレーニングはスプリント競技ではなく、マラソンである。ヒューマンスキルのトレーニングは個別の教育では効果が減少してしまうので、総合的なものが必要になる」という話でした。
例えば、リーダーシップ力の向上はコミュニケーション力に影響し、コミュニケーションはチームのパフォーマンスに影響するなど。

・Solving Difficulties Problems Without Descoping

問題発生時にその問題だけに目を向けるのではなく、関係者間で成功の定義を再確認し、合意し、そこから問題を眺めてみるというような解決方法の提案でした。

・5 Fundamental Things You Need to Know to Get Back to the Moon

『アポロプロジェクトでは、離婚率の増加、精神的なダメージ、燃え尽き症候群など、人がいかにストレスに弱いかということを教えてくれた。チームでの仕事では誠実さとお互いの尊敬が不可欠で、信頼は全ての関係のベースである』というストレスマネジメントの重要性を強調したセッションでした。

・Managing Under Challenging Circumstances

不確実性の中でのプロジェクトは、チャレンジングなミッション、強行スケジュール、新しい技術や手法、といった状況から、「不確実性」がどうしても高くなるが、「チャレンジングなミッションだからこそ、われわれが実行する意義がある」「すべてを開始時から把握することは困難だと認める」「不確実性は常にあるものである」といった、ローリングウエーブ方法でのロケット開発手法の事例を説明した内容でした。

ケネディ宇宙センター看板 スペースシャトル全景 スペースシャトル 前方から
ロケット噴射口 宇宙服 宇宙センタービル 全景