さて皆様は今年の夏をどのように過ごしましたか?
私は車の運転に挑戦しました!
というのも、運転免許を学生時代にとったきり、一度も運転せずに過ごしてきたのですが、旅行の度に人任せなのが気になっていたのです。
そこでペーパードライバー講習に申し込み、2日間の集中トレーニングとなったのですが…
いや~、人間、いくつになっても成長できますね!笑
緊張でコチコチに固まっていたスタート時点から、最後はおしゃべりもしながら運転できるぐらい成長いたしました!
先生はやはりプロで、運転のテクニックを一つ一つ丁寧に分解して教えてくれるのですが、何より印象的だったのは「きちんと褒めてくれること」です。
嵐のようなインプットとアウトプットを一通り終えたあと、「う~む、なんとか基本動作はわかったけれど、私はあえて運転すべきなんだろうか…」と、今後ドライバー人生を歩むか否か、どっちにも転びそうな瞬間が訪れたのですが…
そのときすかさず、「丸山さんは、視野が広くていいですね~。初心者の人は一点集中になりがちなんですけど、よく見えてますよ~」と言ってもらえたのです!
その瞬間、「私、これからも運転するわ!」という方向に、気持ちがストンと落ち着きました。
もちろんベテランドライバーの人と比べたら、まだまだ見落としているポイントも多いでしょうし、初心者でももっとあれこれできる人もいるでしょう。
それでも先生は、せっかく身に着けようとしたスキルを今後活かしてもらうためにも、あえて「褒めた」のではないかと思うのです。
そう、私は今後も運転するか迷うとき、きっとこの一言を支えにして「私、運転するよ」と言いそうな予感がしています。
新しい物事やスキルを習得したとして、それを「今後も継続してやるかどうか」という意欲の決め手として、褒められるということの重要性をひしひしと感じた瞬間でした。
もちろん直すべきところ(狭いのに無理して曲がろうとしてしまうとか笑)も、しっかりフィードバックをもらっているのですが、フィードバックを活かすのは、「磨く気」になったあとですものね。
私も教えることを仕事としていますが、一から新しい物事を身に着けていくときの気持ちを久しぶりに味わえた体験でした。
皆様も、周りの人に新しいスキルを気に入って使ってもらうためには、「褒める」ことをどうぞ忘れずに!