今年も桜が綺麗な時期になりました。
日本を取り巻く環境は昨年の今頃と比較しますと別の世界のように大きく変化しました。数十年後の歴史の教科書にはどのように書かれるのでしょうか。
世界も日本も現状の延長ではなく、大きく変化するターニングポイントがあるということが実感できる毎日です。
春に咲く花に黄色が多いのは、理由があるそうです。受粉を媒介する昆虫が最も敏感に反応する色が黄色だそうです。夏は昆虫が多いので黄色でなくてもいいので、いろいろな色の花が咲くそうです。私たちがなにげに目にしている、当然と感じている事にも意味があるのだと驚かされます。長い歴史の中で花も自らの色自体も変えてきたのでしょう。
私たちもベストを目指すのではなく、常により良く成長することを目指す事が必要だと思います。現状維持ではなく、常に新しいチャレンジ、取り組みに挑む姿勢が大切なのだと感じます。太陽の塔で有名な岡本太郎は、「難しい方を選ぶことで力がみなぎってくる」と述べておられましたが、私も同感です。
今のターニングポイントが良い方に向かうには、難しいプロジェクトを選択できる狩猟型プロジェクト・マネジャーやその同士が必要とされるでしょう。リスクがあるということでプロジェクトに挑戦しなければ、組織の成長が遅くなるばかりでなく、人の精神力まで弱くしてしまう気がします。「リスク」という言葉は、避けるためではなく、コントロールするために存在するものです。
私たちアイシンクは狩猟型プロジェクト・マネジャーを志す人の成長を今後も応援していきたいと考えております。
そしてこのことがより良い日本に貢献できることだと信じています。