背景・ストーリー
従来の評価は実績が中心であったため、どうしても大規模プロジェクト、高利益プロジェクトの担当者が有利になり、大規模プロジェクトを扱わない部署もあることから、公平にSEの能力を評価する仕組みが必要とされていた。
課題
- 部署やビジネス環境によらず、SEの能力を公平に評価する仕組み
- 第三者機関による客観的評価制度確立の必要性
解決策
- PMBOK®、ITSSなど公的標準体系の活用
- 成熟度モデルの活用
- ITSS対応研修の実施
- PMSC(PMスコアカード)の開発
ー プロトタイプPMSCの構築
ー PMSCのトライアル適用
ー 結果評価と最終化
成果
- PMSC(PMスコアカード)
- PM資格認定要件、PM資格認定プロセス
- PM評価要件、第三者評価プロセス・プロトタイプ
(注)お客様にて最終版作成のため、それぞれプロトタイプの開発・提供を行っています。
担当コンサルタントからのメッセージ
本案件は、公的機関の求めるスキル(ITSS)だけでなく、実務能力を評価するところにポイントがあります。実務能力は、コンピタンシーとの相関関係が強いことから、コンピタンシーに注目して実務能力を測ることにしました。
現場の声を重視して進めた結果、現場に受け入れられるような実務的な評価基準を作成することができ、スムーズに適用できました。