導入の背景
診断のきっかけは、H社のマネージャの方の弊社ストレスマネジメント講座への参加でした。
講座内で自分のストレス度や強み・弱みが見えるアセスメントを体験したことで、「ぜひ自分のチームでもアセスメントを実施してみたい」とチーム力診断を希望されました。
今回はチーム・メンバーも参加してもらい、ワークショップ形式の話し合いの中で、チーム改善アクションを見出すことをゴールとしました。
実施スタイル
約30名5チームのプロジェクト・メンバーにアセスメントを実施。
今回は5チーム間での比較ができるレポートと、それぞれのチームごとに各項目の結果を一覧できるレポートの2通りを作成しました。
2010年9月某日、関西地方にてワークショップを開催。
2チームのメンバーが参加し、レポートを題材にチームの強みや弱みなど、チームの課題を話し合いました。
詳細な分析のレポートと、特長を一覧できるレポートを併用 |
レポートをもとにチームの問題を分析しています |
改善点をホワイトボードに書き出し整理しています |
導入の効果
約30分間のディスカッション後、以下のような改善点が発見されました。
- 仕事をコントロールできていないことが多いので、先々のスケジュールが分かるように週一回のミーティングを行う
- リーダーが自分でやってしまうことが多いために、チームにきちんとした階層ができていないことがわかったので、メンバーにより仕事を任せるための体制作りを行う
- 物理的・環境的な悪さでストレスを感じていることがわかったので、サーバーの設置位置などを検討する
担当コンサルタントからのメッセージ
ワークショップにご参加されたメンバーの皆様は、客観的にプロジェクトの状態を知り、自分たちで改善点を発見するという取り組みに大変興味を持ってくださいました。ディスカッションも大いに盛り上がり、いくつものアイデアが交わされました。
診断結果をもとにしたワークショップで、短時間でチーム課題の共有と改善点の発見が行われ、チーム活性にもつながった事例です。