ONIGAWARA®とは
「ONIGAWARA®」は、プロジェクトで起こり得るリスクを事前に示し、未来をシミュレーションすることで成功確率を向上させる“未来予測型マネジメント”のためのプロジェクト支援システムです。
プロジェクトを遂行するのが人である以上、プロジェクトの成功確率を高めるには「人や組織が最大のパフォーマンスを発揮すること」が必要不可欠です。
創業以来、プロジェクトマネジメント専門企業として多くの企業や組織のプロジェクトと関わってきたアイシンクは、プロジェクト・マネジャー、プロジェクト・チーム、関係部署などプロジェクト関係者(ステークホルダー)のパフォーマンス状況こそがプロジェクト成功の鍵であることに着目。これを定量化し、プロジェクト全体の成功確率とともに数値で示すシステムを独自に開発しました。
さらに、プロジェクトの教訓を未来に起こり得るリスクとして活用できるよう、ステークホルダーのパフォーマンス要素と関連づけて分類・蓄積。後続プロジェクトで発生が予測されるリスクは、発生確率・対策などと併せて、プロジェクトのフェーズごとに表示されます。多くの企業や組織の片隅で埋もれがちなプロジェクトの教訓・ノウハウを、組織全体の宝として有効活用するための仕組みを構築しました。
ONIGAWARA®の3大機能
1. プロジェクトの未来シミュレーション機能
プロジェクトの成功確率とステークホルダーのパフォーマンス状況をそれぞれ数値化して表示します。発生が予測されるリスクについても可視化し、影響するステークホルダーや対策とともに発生確率を段階表示します。
「今、誰に何を働きかけるべきか」が見える化されるため、プロジェクト遂行の初期の段階で、未来をシミュレーションしながらリスクの予兆を捉え、問題が重大化する前に先手を打って「次の一手」を検討することができます。
2. プロジェクトの教訓・ノウハウの蓄積/表示機能
過去のプロジェクトで発生した課題やトラブルをシステムの中に蓄積し、未来のプロジェクトでリスクとして表示します。
ステークホルダーのパフォーマンス要素と関係づけながら社内データベースに取り込む手法により、プロジェクト終結時の分析の切り口が明確化され、活用しやすい形での教訓の蓄積が可能となります。多くの企業や組織で活用されずに眠っているプロジェクトの教訓・ノウハウが、宝の山となって後続プロジェクトで有効に活用されるようになります。
3. プロジェクト予測結果レポートの作成機能
プロジェクト診断の結果は、画面上での閲覧に加えて「プロジェクト予測結果レポート」として出力することもできます。 プロジェクト分析資料としてそのまま使用できる他、エクセル形式で必要なコメントを加筆して上部マネジャーに提出したり、会議資料として活用したりすることも可能です。プロジェクト・マネジャーが、サポートを得るために必要な説明をしたり、社内手順に沿った行動をとったりするための労力や時間の節約にもつながります。
システム概要
ONIGAWARA®はブラウザを媒体として利用するASPサービスです。プロジェクトごとに情報とステークホルダー情報を入力し、そのステークホルダーに対して評価し、プロジェクト全体の成功確率、ステークホルダーごとのパフォーマンス、発生予測リスクを診断結果として出力します。
システム環境
Windows | IE9 以上、 Firefox/Chrome 最新版推奨 |
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macOS | Safari/Firefox/Chrome 最新版推奨 |