公開講座2020年度6月クラスでお世話になりましたN.S.です。
私は8月4日に、東京会場(帝国ホテルタワー)で受験をし、無事1回で合格することができました。
これは、確実にアイシンクさんのプログラムのお陰です。アイシンクさんを信じてほんとうに良かったです。講師の方も講義中に冗談を言って場を和ませてくれる方で、リラックスして受講することができました。
私が受講した時期は、コロナの緊急事態宣言が解除されて、1か月程経過した頃で、人々は工夫を凝らしてコロナ対策を練り、それぞれがビジネスを再開し始めた時期でした。アイシンクさんのPMP®講座は「オンライン研修」と「対面式の研修」の2種類があり、どちらで受講すべきか悩みましたが、家が近いこともあり、また講師の空気感を直接受け止めたいという思いもあり、後者を選びました。講座は、人数制限、教室に空気清浄機や扇風機の設置、ドア解放のまま講義、全員マスク着用、必ず体温を測る、といった形で、安心できる環境で行われました。
私がPMP®の資格取得を目指したきっかけは、アジャイルからです。当時私は、某外資系航空会社でマーケティングの仕事をしていました。外国人上司の指示で、アジャイルで販促のために実施するキャンペーンや商品企画造成等を行っていました。アジャイルとは何かを体系的に学ぶため、アイシンクさんの「アジャイル・プロジェクトマネジメント講座 はじめの一歩」という講座を見つけ、そこで学んだことがアイシンクさんとのつながりの第一歩となりました。
PMP®の需要は一般的に、IT系の企業を中心に、その他も建設業界、メーカー(製造現場)、製薬業界等、多岐にわたっているようです。同じクラスの受講生のみなさん(講師が上手に講義を行い、参加者が一体感をもって、仲間感覚で学ぶことが出来ました!)は、様々な理由で参加されていました。共通していたのは、「私以外、全員がIT系」でした。私は全く畑違いの分野・業界の人間であり、おまけに試験勉強や暗記系は昔からひどく苦手です。正直、こんな私にもPMP®資格取得ができるのだろうか……、そもそも受験資格をPMIから許可してもらえるのか、等々、不安要素満載のスタートでした。
「資格取得対策講座」とはいえ、学んでみると、プロジェクトマネジメントの知識は、決してある特定の分野・業界だけに役立つものではない、非常に汎用性に富んだものだということがわかりました。どんな業界の仕事でも、多くの人にプロジェクトマネジメントの基本的な知識があれば、一人ひとりが一体となり、そしてそれが共通の目的を持ったチームになれば、とても効率的かつ効果的な仕事ができるのではないかと思いました。いまはダイバーシティが当たり前のビジネス環境となり、急速に変容を遂げる社会においては、より一層そのように感じます。
受験勉強はハードでした。自分との戦いの毎日です。
クラスメイトには実務のご経験上「あれのことね」とか「その言葉普段から現場で使っています」の様に、スラスラと受講されている方もお見受けしました。それに比べ、私は半分以上のコンテンツがイマジネーションの世界です。とにかく徹底的に想像し、言葉を覚える努力をしました。使用した教材は、テキストとWBTのみです。3日間の講座で講師から色々な例えを聞くことができますから、そういったお話が私にとってはとても助かりました。
私の場合、勉強のコツは「‘とにかく素直に聞く‘が一番の早道」でした。講師はプロですが、受講生側も社会人として経験豊富です。その結果、「いやその答えより、こうなのでは?」とか「え、なんでそうなるの?」のような、疑問が芽生えることが、何点かありました。その都度講師に質問をして、回答を貰いました。その結果、3日間の講座ではクラスメイトへ追いつくのに必死だった私が、1か月後の模擬試験では「A」判定を出し、1回でPMP試験に合格することができました。
PMP®の資格継続保持には3年間で60PDU以上のアクティビティを行い、更新を続けていくことが必要です。これからもアイシンクさんにサポートしてもらいたいと思っています。